はじめに

テゼ共同体 Communauté de Taizé
テゼ共同体(テゼ・コミュニティー)とは、フランス・ブルゴーニュ地方の小さな村「テゼ」にある、キリスト教の男子修道会の名前です。
1960年頃に争いや分裂のあるこの地上で、『見える和解のしるし』となることを目指して始まりました。カトリックとプロテスタント出身の修道士(ブラザー)たちが、教派の違いをこえて、ともに祈りと労働の生活をしています。
テゼは、深い沈黙の中での祈り(観想)を大切にすることでも知られています。朝昼晩の祈りは、長い沈黙と単純素朴な祈りの歌、聖書の朗読によって進められます。
「内なる信仰を深めること」と同時に、「苦悩する人々との連帯」が創設から大切な指針となってきました。この2つは、単純素朴でもてなしに満ちたテゼでの生活の源泉です。
このような単純素朴で、もてなしに満ちた生活にひかれて、また人生の意味と希望を模索して、毎週何千人もの若者がテゼを訪れるようになりました。集った若者はともに祈り、心を憩わせ、新しい出発へ招かれます。
テゼ共同体
黙想と祈りの集い (テゼの歌による祈りの集い)
分裂した世界に一致を求めるテゼの「信頼の巡礼」に連帯して、黙想と歌による祈りが世界各地で開催されるようになりました。
このブログでは、テゼのスタイルで行われる日本の集いについて紹介しています。これらの集いは、「黙想と祈りの集い」と呼ばれ、エキュメニカルな(教派をこえた)祈りの場として、すべての人に開かれています。
黙想と祈りの集い


動画・テゼでの生活 (日本語)

Copyright © Ateliers et Presses de Taizé